11月22日は、私たちの結婚記念日です。
今年は25回目で銀婚式、仕事を少し早く終えて、山口県の離島、大津島にある1日1組だけの宿、
「小屋場只只(こやばただただ)」に行ってきました。
上の写真は、部屋からの眺め、圧巻です。
「ただただ、海を眺める」
そのための宿です。
素晴らしい経験をさせてもらいました。
ところで、この島は、太平洋戦争中、特攻兵器「人間魚雷 回天」の訓練場があった、悲しい歴史を持った場所です。
素晴らしい景色の中にある特攻兵器の訓練場。自分以外のものを守るために、自らの命を犠牲にした若者たちの声が聞こえるようで、手を合わせずにはいられませんでした。
そのあと、「回天記念館」に行き、亡くなった隊員たちの冥福を祈りました。
18歳、自分の息子と同じ年齢で、この魚雷を操縦して、自ら敵艦に体当たりする。
自分以外の守るべきもののため、若くして散った方々のおかげで、今の平和があると実感しました。
私も54歳になりましたが、自分以外のもののために、全力で仕事をしたいと思っています。