毎度湯川です。時間を見つけてはギターのお稽古をしようとするのですが、なかなかはかどらず、そもそも音楽的才能は、天性のものと、幼児期の訓練が大切ということは十分承知しており、何らかの工夫が常に必要で、思い立ったのが算数・数学の勉強し直しです。若い頃は「音楽は数学だ」という考え方には嫌悪感しかなく、「センスとハートだろう」と無視していたのですが、背に腹はかえられません。
以前、何かの機会に買っておいた大学生向けの数学の問題集を引っ張り出しました。この本を買ったときは、小学生レベルの四則計算、分数の計算からスタートしており(プードルのノエルちゃんがアドバイスしてくれる)、今の大学の先生は大変だと思ったのですが(著者は私と同い年)、普通の足し算や掛け算もすっとできなくなってきている私にはよい始まりです。
最近はノートと鉛筆を使う機会もないため、書店へ買い出しに、ついでに数学・物理系の一般書を数冊購入しました。『計算力を…』という本の帯には「計算力が人生を変える」なんて書いてあり、ヤル気になりかけておりますが、今のところ、ノートと鉛筆は使わず、他の「読み物系」の読書に耽ってしまってます。
結局数学的才能は(多分音楽よりも)生まれつきのもので圧倒的に差が出るとは思っていますが、何がどう繋がるかわかりませんので、短い「マイブーム」になってもいいかと気楽に構えてます。で、この本も引っ張りだしました。
数学界の「歴史的天才」岡潔さん(業績を知れば知るほどスゴイ方です)は今から50年以上前に「世界の知力が低下している」とここで述べています。気持ちよく開き直ってやっていけます。
以上。