毎度湯川です。今週から私が立っていた「第一セリ台」に弊社期待の若手が立つことになりました。

各仲卸の猛者達に混ざって、京都の市場に来た野菜を競売で仕入れます。多分、第一セリ台最年少。
この若者と私の歳の差は、ちょうど私と父の歳の差と同じです。まず、自分の出した価格（“手“と言います）で仕入れをして、お客様にも役に立ち、生産者にも正当な対価を渡せる楽しみがわかってくれば、自分から頑張るようになると思います。今日は帰り際に「○○にいくら出したら買えた、買えなかった」とか、「○○が初荷の時、いくら出したらいいだろう」とか話しかけてきました。いい兆候だと思いました。

私の前任者からは、仕入れは3年やってやっとスタートラインに立てると言われてました。私は2年に満たず一旦離れますが、そのうち50歳です。彼は3年後もまだ20代、なんとでもなります。
「金時人参のこと聞きたいけど元卸の担当が怖い」とか言うたはりますので、お父ちゃんが明後日競り場に行ってあんじょう頼んどきます。
以上。