• 創業明治39年。日本一綺麗な仲卸。
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めでたくもありめでたくもなし

毎度湯川です。

先月末頃、奈良の両親が京都を訪れました。両親の結婚50周年(2年前、多分)をメインに、母の喜寿(去年?)、我々夫婦の結婚20周年(来年くらい)など、諸々一緒にお祝いするためです。

両親は京都駅直通のホテルに宿泊する段取りをし、そのホテルにある料理屋さんで私の家族と食事をしました。

心配だったのは95歳の義母のことです。お店には認知のムラによって直前の欠席もありうることを伝えた上で(もちろんお料理は予約分お出ししていただく段取で)当日を迎えましたが、お店とホテルには車椅子を貸していただくことにも協力していただき、(『あんたの誕生日会や』となだめつつ)無事に席に着かせて、お料理の美味しさとスタッフさんのお心遣いのお陰で、数時間の長丁場を無事に過ごすことができました。

翌日に、義母にはデイサービスに行ってもらった上で、父の両親の永代供養をお願いしているお寺のお廟と、その宗派の本山にお参りして今回のイベントはあっさり終了しました。

宴席では祝いの席ということで紅白の茅の輪をあしらって下さったんですが、
私自身意外だったのですが、この後数日は、懸案を無事終えた安心よりむしろ、不安や憂鬱に似た感情が続きました。日常では忘れがちですが、親や我々自身(と、ウチの犬)の老いや死を以前より意識してしまったからでしょう。

一休禅師が唱えたと伝えられる狂歌をもじれば、

記念日は
死出の旅路の一里塚
めでたくもありめでたくもなし

といったところです。

お寺で我々親子の写真をカミさんが撮りました。
3人のビミョーな距離感があんたららしいと言われました。

以上。