• 創業明治39年。日本一綺麗な仲卸。
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当番

毎度湯川です。

一週間前の週末は近所の各地で地蔵盆の催しが行われました。この地蔵盆って、どの辺りまでの風習なんでしょうか、私が育った奈良の田園地域でも地蔵堂で子供に菓子が配られてましたが、父の実家である奈良南部の山村では、聞いたことはないです。

私の今の住まいの近くにもお堂があり、小さな石仏が3体祀られています。よく見ると真ん中の一体は地蔵菩薩ではなく、如来の姿をされており、ご近所である壬生寺の「千体仏塔」のように、過去の区画整理で行き場が無くなったものを祀ったのではないかと想像したりしてます。

今年は我が家が地蔵盆の当番でした。
といっても当番はわずか3軒で回すだけ、地域に子供もいません。ウチの犬くらい。

年に一回お身ぬぐいと掃除をし、生花や菓子を供え、提灯に火を灯し、その火の番を1日する、それだけの催しです。
、といっても火は怖いので、ロウソクは線香を立てる時以外は消しておき、提灯の火にも、100円ショップで買ってきた、電池式のLEDロウソクを準備しました。

夕刻日がかげり、提灯に火を入れようと外に出た瞬間、冷たい風に雨の匂いがするのに気づきました。コレは夕立かと急いで飾りを家に入れたとたんに豪雨が来ました。その流れで晩御飯の買い物に歩きましたが、道の何処を通っても足はくるぶしまで濡れてしまうほどでした。

100円ショップのロウソク型ランプをお堂の中に一晩中灯し、今年の地蔵盆はこれでおしまい、預かっていた道具は次の当番のお宅に託します。


以上。